さまざまな職種
塗装会社というと、『社員全員が刷毛やローラーを手に塗装を行う、塗装職人の集団』
というようなイメージがあるのではないでしょうか?
当社では、社員全員が塗装職人というわけではなく、下記のように様々な職種の社員が働いています。
職種ごとに主な作業内容の一部をご紹介しますので、ご覧ください。
●塗装工
・エアレス塗装
当社のメインとなる塗装作業です。
エアレス塗装機を用いて、防錆効果の高い塗料を吹き付け塗装します。
ハケ塗りやローラー塗りよりも、均一な塗膜厚できれいな仕上がりとなります。
・ハケ塗り塗装 ローラー塗り塗装
エアレス塗装前の先行塗装、狭隘部塗装、孔内塗装、台当たり塗装などを行います。
エアレス塗装時に塗料が付きにくい箇所の塗装を行い、補助的な役割を果たします。
●塗装補助工
・塗り分けマスキング
色の違いや塗料の違いによる塗り分けを行う際に、
養生マスカーや養生テープを用いてマスキング作業を行います。
・塗装面清掃
エアレス塗装を1層行うごとに、塗膜の表面に付着した塗料のダストやゴミをきれいに取り除きます。
きれいで滑らかな塗装面に仕上げてから、次の層の塗装に移ります。
●ブラスト工
・グリッドブラスト
塗装対象部材の鋼材表面に、さび・油・ゴミ・塩分などが付着したままの状態で塗装を行うと、
塗膜の「はがれ」や「ふくれ」など、塗装不良の原因となってしまいます。
ブラスト機を用いて高圧でグリッド(鉄粉)を噴射し、
塗装対象部材の表面に衝突させ、さびや油などをきれいに除去します。
鋼材表面を清浄な状態にしてから塗装を行います。
●品質管理
・塗膜厚測定
塗料はその種類ごとに、様々な異なる性能を持っています。(防錆、遮熱、耐候性、色彩など)
その性能を最大限に活かすには、塗料ごとに適した塗膜厚で塗装を行わなければなりません。
塗膜が乾燥した後、膜厚計を用いてミクロン単位で塗膜厚を測定します。
・工程写真撮影
下塗りから上塗りまでの各層の塗装が適正に行われていたことを証明するため、
塗装作業中、塗装完了時、品質管理時などの工程写真を撮影します。
塗装作業中、塗装完了時、品質管理時などの工程写真を撮影します。
●現場事務
・塗膜厚管理表
塗膜厚測定で得たデータを基に、塗膜厚管理表を作成します。
塗膜厚の平均値、上限、下限、分散などを確認し、適正な塗装であったことを確認します。
・管理シート、作業記録
塗装作業を行った際の、作業日時、作業者名、部材No、塗装施工面積、温湿度などの記録をまとめ、
発注先へ提出するための、品質管理用の書類を作成します。
発注先へ提出するための、品質管理用の書類を作成します。
●工程管理
・塗装工程
塗装作業に必要な日数、品質管理のための日数、各種検査日、搬入搬出のタイミング、
同時進行中の他工事の日程などを調整し、塗装工程を作成します。
・塗装部材配置図
各塗装作業スペースに入れることのできる部材の大きさや数量などを計算し、
CADを用いて塗装部材の配置図を作成します。
塗装工程作成の担当者と協力し、工程表と配置図を用いて、塗装工程の調整を行います。
塗装工程作成の担当者と協力し、工程表と配置図を用いて、塗装工程の調整を行います。
●部材管理
・部材番号、マーク管理
1工事ごとに、数十個~数千個とある塗装部材について、その大きさ・種類・数量などを確認し、管理します。
また、部材が架設現場に運ばれた際に過不足が無いよう、各部材の部材番号を正確に転写します。
・梱包作業
塗装完了後の部材が架設現場へ運搬される際に、塗装面にキズが付かないように梱包作業を行います。
現場で組み立てを行う単位ごとに部材をまとめ、運搬途中や架設現場で荷崩れしないように正確に確実に梱包します。
●塗料管理
・充缶管理
使用前の塗料の充缶について、塗料の種類・数量・製造日時・使用期限などを確認し、塗料倉庫にて保管します。
また、工事進行中の塗料の在庫管理を行い、使用状況に応じて追加発注などを行います。
また、工事進行中の塗料の在庫管理を行い、使用状況に応じて追加発注などを行います。
・空缶管理
適正な塗料で塗装を行ったことを証明するため、使用後の塗料の空缶は工事が全て完了するまで保管します。
1工事あたり数百缶にもおよぶ塗料の空缶を、工事完了まで1缶も欠かすことのないように適切に管理します。
1工事あたり数百缶にもおよぶ塗料の空缶を、工事完了まで1缶も欠かすことのないように適切に管理します。
●一般事務
・経理、事務、総務、その他
一般的な、経理・事務・総務関係の仕事を行います。
また、外国人実習生のサポートや寮の管理なども行います。
また、外国人実習生のサポートや寮の管理なども行います。